ワインセラーについて

ワインセラーには、約50坪における創業以来150年間酒を守り続けた土蔵をワインにとって一番良い環境にに改造し、管理しております。
一年中、温度は16~18度、湿度を70~80%に保っております。

特徴1)土壁

土壁

壁は土でできており、その上からしっかりと漆喰を施してあります。
漆喰(※)は、調湿機能を持ち、季節の変化に耐えカビがつきにくいという性質があります。
古来より使われており、防火性が高いのが特徴で、昔は貴重な財産を守るための土蔵に使われていました。
遮音性や遮光性にも優れ、今でも押入れの壁などに使われる事もあります。

ゆっくりと蔵自体が呼吸をして、温度、湿度の急激な上昇を妨げてくれます。
壁の厚さは約40cmと厚く、夏場でも温度調節をしなくてもひんやりしています。
その他、蔵内は温度調節し、蔵自体の機能とあわせて二重に温湿調整を行い、ワインたちをよりよい保存状況下においております。

※漆喰……消石灰を主原料とし、これにフノリ・ツノマタなど膠着財(こうちゃくざい)、ひび割れを防ぐため麻などの繊維質を加えて、水で練り上げた塗り壁の材料。

 

特徴2)土台

土台

通常の建物なら、コンクリートで地面を固めて基礎を造りその上に建物を建てるのが基本ですが、ワインが眠るこの蔵は、下地に基礎を固めるためのコンクリートを使っておりません。
昔ながらの土蔵ゆえの建て方です。
それゆえ、乾燥しすぎることがなく、地面より湿気が上がってくることにより、ワインにとって最適な湿度を作り出してくれます。

 
 

特徴3)光

照明

蛍光灯を避け、天井に可動式の間接照明をつけ、角度を調節することにより、直接ワインに光が当たらないようにしております。
照明具には、それぞれ光の明るさを調節する調光(オン~オフまでが可能)がつけてあり、光からの劣化も出来る限り防いでおります。

「壁」「造り」「照明」

ワインセラー

この3つに拘ることにより、ワインを保管するにおいて注意しなければならない、温度、湿度、光、音、臭い、などを完全に調整しています。
過去、ワインセラーなどに寝かせて保管しておいたところ、ラベルのカビ汚れの発生、光による劣化、お客様やスタッフの扉の開け閉めによる経過劣化等々、さまざまなトラブルに見舞われました。